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年別アーカイブ:2014年

サッカーの練習前によく見かける「ブラジル体操」の意味と効果

愛知県のサッカートレーナー、日体協公認ATの石川です。

 

サッカーの練習前の準備運動と言えば「ブラジル体操(ブラ体)」が有名ですよね。Jリーグや代表でもやっているのを良くTVで見かけるため、何となく良さそうだということは感じていると思います。

ですが、実際どんな意味や効果があるのかを、深く考えたことのある人は、意外と少ないのではないでしょうか?

 

ブラジル体操の意味と効果

ブラジル体操は専門用語で言うと「動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)」と呼ばれるものに属します。身体の各部位をリズミカルに動かして、軽い負荷をかけていくストレッチということです。

 

こうした動的ストレッチの主な目的は

 


①筋肉や関節、心臓(循環器系)に「これから激しい運動を開始するよ」と言う合図を軽い負荷の運動で伝えることで、身体を動きやすくすること(身体の各組織を「休み」モードから「興奮」モードにシフトさせる「準備」運動の意味合いです)

 



②身体を温めて筋肉を緩め、ケガをしにくくすること(英語では「Warming-up」とも言いますよね)



の2点です。

 

実際、多数の医学的研究により、

①練習前に行うことで競技パフォーマンスが向上する
②ケガの発生を抑えることができる



ことが認められています。

 

例えば、ノルウェーのユース女子サッカー選手1,892名を対象に、FIFAの推奨する「11+」(動的ストレッチを含むエクササイズ)を行うグループと行わないグループに分けて経過観察をした研究があります。

結果、1シーズンあたりのケガの発生率は、「11+」を行わないグループに比べて1/3だったことが報告されています。

 

他にも、ブラジル体操の場合は、

・その日の自分のコンディションを確認できる
・チームとしてのまとまりが出て、モチベーションを上げられる
・集中力を高めることができる
・リズム感がよくなる

などの効果も期待できます。

 

追伸:
11月より本格的にスポーツ専門外来を開始しました。ブラジル体操のような動的ストレッチ要素の強い新しいトレーニングマシン
「Hogrel(ホグレル)」
も導入していますので、是非体感して見て下さい。

連休もサッカー三昧

世間では秋の三連休にあたる11月1日から~3日まで、
ヤマハリゾートつま恋で開催されたU-15女子東海トレセン対抗戦(11/1~2)、
U-12女子東海トレセン(11/2~3)にトレーナー帯同していました。
連休ということもあり渋滞にはまるのが一番怖かったのですが、
思っていたより大きな渋滞はなく意外とスムーズに着きました。

この日は出発の時点から雨。
分かってはいたものの現地についても雨。
雨の中での帯同は大変です。
しかし私よりもプレーしている選手の方が大変ですね。

今回は9地区指導者講習会の同時に開催されました。
講師は元日本代表の堀池巧さん。
やべっちFCでお馴染みですよね。
印象は気さくな方で、思っていたより大きかったです。

宿舎に移動しケアルームのセッティングをしていると・・・。
遠路遥々やって来ました東海トレセンあるところに児野楓香あり!!
今回は足型の採型とテーピング。
皇后杯出場を決め、今は女子高校選手権大会静香県予選決勝リーグを戦っています。
その後の連絡では、11月2日・3日と連勝し県大会優勝!東海大会出場を決めたようです!!

つま恋の宣伝をするつもりはありませんが、
部屋からイルミネーションが綺麗に見えました。
光と音楽のコラボレーションがテーマだそうです。
楓香もテンションが上がり写真を撮っていました。
まあ何だかんだ言っても高校生ですね。

2日目の朝です。
雨は降っていませんが今にも崩れそうな空模様・・・。
1日持てばいいなと祈りながらのU-15女子東海トレセン対抗戦&U-12女子東海トレセンスタートです。

今回から始まるU-12女子東海トレセン。
選手たちは分かっていたものの、予想以上にまだまだ子供・・・。
トレセンスタッフも初めての開催で戸惑いながらのことだったと思います。

夜にはU-15トレセンと同様にU-12もレクチャーがありました。
この年代の選手たちにもJFAがどのように育成したいかを分かってもらうために、
「なでしこビジョン」を聞いてもらいました。

なでしこになるためにはサッカーが上手いだけではダメです。
日常生活、練習態度などなどピッチの内外での振る舞いも重要です。
今回のトレセンでは、このピッチの内外の過ごし方についても指導がありました。

最終日3日目です。
天気は快晴!!しかし風が強く寒かったです。
天気が良ければサッカー日和だったのに残念です。

グラウンドに来ると風はそれほど強くなく、いい環境でトレーニングできました。
午前は守備についてのトレーニング。
昨日の指導が効いたのか?フワフワ感は少し減り、集中してトレーニングに励んでいました。

午後からはゲーム形式のトレーニング。
選手たちは、このトレーニングが一番イキイキしていました。

15時にすべてのトレーニングが終了し閉会式。
選手たちは今回のトレセンを通じて多くのことを学んだことと思います。
まだまだ幼さが残り、「サッカー選手」という自覚をもつのは難しいとは思いますが、
少しずつでも気付いていって成長してくれれば嬉しいです。

11月からスタートします。

9月の後半に改修工事を行い大変ご迷惑をお掛けしました。
いよいよ11月より専用施術室にてスポーツ外来をスタート致します。

10月末までは機器の無料体験も実地しています。
10月28日に最後の目玉機器が搬入されます。
ケガの治療からリハビリ、患部外トレーニング、トレーニング後のアイシングまで。
早期の競技復帰を目指し頑張っていきたいと思います。

中田ヒデが世界的なスター選手になれたのは、あの関節がポイントだった

日体協公認アスレチックトレーナー、愛知県高浜市のひえだ接骨院、院長の石川です。

日本サッカー界の歴代スター選手


と言えば、

 

●日本代表として歴代最多得点を誇る世界クラスのストライカー、釜本邦茂さん
●47歳にして現役を続けるレジェンド「キングカズ」こと、三浦知良選手
●そして、日本人サッカー選手の欧州ビッグクラブチームへの道を切り開いた、中田英寿さん

そんなビッグ3の一人である、中田さんのスゴさの秘密について、科学的に検証しようとするテレビ番組が過去に放映されたことがありました。

出典:Matsu

 

 ① 空間能力(視野の広さと空いたスペースを見つける力)
 
 ② 状況判断力(瞬間的に相手と駆け引きする力)
 ③ 展開予測力(試合の流れを読み取り、次の展開をイメージする力)



さらに、これらの力に加えて突出していたものとして紹介されたのが、

『股関節の柔軟性』

でした。実際、中田さんの股関節は左右180度程度まで広がり、前屈をすると胸が地面に着くほどの柔らかさでした。

 

では、股関節が柔らかいとどんなメリットがあるのでしょうか?

 

1. 下半身が安定し、激しいチャージを受けてもバランスが崩れにくい

たしかに、中田さんのプレースタイルを知る人であれば、常に低重心で非常にボディバランスが良かったことを覚えているのではないでしょうか。

 

2. 関節の可動域が広いので、ケガや障害を起こしにくい

海外組としてセリエAと日本代表での過密日程をこなしながらもプレーを続けられたのは、大きなケガを せずに高いコンディションを維持できたからに他なりません。また、股関節に負担がかかると膝などもケガをしやすくなってしまいます。


 

“中田は欠点の少ない選手だと思います。テクニックがあるし、プレーのタイミングを理解する感覚もあるし。フィジカル的にも強い。これがヨーロッパ・サッカーで成功できた大きな秘密でしょう”

アレッサンドロ・デル・ピエロ選手(ユベントス、元イタリア代表の10番)

 


“僕が心技体という日本の言葉の意味を改めて噛み締めたのは、向こうでヒデと仕事をしたからでした。股関節の柔軟性と、三半規管が特別に優れている長所は備えていましたが、それ以上にメンタルの強さでフィジカルをさらに強靭にしていきましたね。”

山本孝浩AT(ローマ移籍後の中田ヒデの専属トレーナー、2014ブラジルW杯のイタリア代表トレーナー)

 

では、股関節はどうすれば柔らかくなるのでしょう?

 

もちろん日頃のストレッチが最も大切です。
ですが、さらにそれをサポートするために、当院では新しく「動的ストレッチマシン」と呼ばれるものを導入しました!!

詳細についてはまた後日お伝えしますね。

 

膝のケガを予防するために重要な神経筋トレーニングとは?

日体協公認AT(サッカートレーナー)、高浜市のひえだ接骨院、 院長の石川です。

 

前回はFIFAが推奨する予防トレーニングプログラム
F-MARC 11+
より体幹トレーニングを主目的とした2つのエクササイズご紹介しました。

続く今回は、膝の安定性を向上させる「神経筋トレーニング」の要素を含んだものを2つご紹介します。

 

そもそも神経筋とは?

人間の身体には、司令塔となる脳と、実動部隊である身体の各部分の情報のやり取りを行う「神経」が張り巡らされています。

中でも、膝や股関節などの関節や、筋や筋膜などにはその神経の末端となるセンサー(感覚受容器)が存在します。そしてこのセンサーが刺激を受けると、その情報は神経のネットワークを介して脳に伝えられ、脳はその情報をもとに様々な指令を出すことになります。

 

イメージとしては、セコムの防犯センサーが異常を感知すると、無線を通じて警備会社の司令部に伝わり、警備員が現場へ出動するような感じです。

ですので、もしこのセンサーが過敏に反応したり、逆に反応しなかったり、もしくは警報が正しく警備会社に伝わらない状態になってしまっていると、色々なトラブルを招くことになります。

 

同様に、サッカーで特に酷使される膝関節周りのセンサーやその情報伝達網が不良な場合、うまく下肢をコントロールできずに膝が不安定となり、ケガをしやすかったり、痛みが取れなかったりするリスクを伴うことになります。

 

FIFAの推奨する2つの神経筋トレーニング

 

1. ハムストリング

 

 

①膝立ちの姿勢で、上半身を直立させる。両膝と両足は腰の幅に開く。両腕を体の前でクロスさせる。補助者は両手で相手の足首をしっかり地面に固定する。


②上半身と腰をまっすぐ伸ばしたまま、ゆっくりと前に倒れる。太もも、腰、上半身が一直線上にあるようにする。この姿勢をできるだけ長い時間キープする。


 

③この姿勢をハムストリング(太ももの裏側の筋肉)の力でキープできなくなったら、転ばないように両手をついて行う。



④この動作を5回行う。


■ポイント:腰を曲げない。動作はゆっくりと行う。


動画はこちら>

 

2. クロスカントリースキー

 

 

①右脚で立ち、左脚をあげてリラックスさせる。上半身が前傾するように、右膝と腰を少し曲げる。前から見て、右脚の股関節、膝、足が一直線上にあるようにする。


②右脚をできるだけ深く曲げ、両腕を互いに反対方向に同じリズムで振る。体重は足全体で受けてバランスをとる。骨盤と上半身を常に安定させ、顔は前に向ける。

③右脚で15回行い、次に左脚で15回行う。


■ポイント: 骨盤は常に水平にし、片側に傾けない。膝を内側に曲げない。

 

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